秘境ライターのブログ

「あの丘の向こうには何があるんだろう?」という好奇心を満たすためのブログです。何もなくたっていいんです。大切なのは、丘の向こうへ行ったこと。

佐敷中学校裏の湿地に行こう

みなさん、こんにちは。

マツダです。

今回は、ここに行ってきました。

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沖縄県南城市佐敷の、なんかひょっこり出てるところです。

具体的にはこんな感じの場所。

 

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今日の目標は、この湿地の奥までたどりつくことです!

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ではまずは、左側から攻めてみましょう。

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地図でいうとこうです。

では参りましょう。

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海沿いの道を歩いて、

 

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超簡易的な手すりを伝って湿地に上陸すると・・・。

 

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こんな風景が広がってます。

たぶんですね、ここにはよく中学生達が来るんですよ。

佐敷中学校の真裏、中学校のグラウンドから歩いて10秒くらいの場所なので。

だからこんなノーマルな場所に興味はありません。

目指すは一番奥。

進みましょう。

 

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前方は流木に塞がれていました。

海の中の足が付くところを歩けばいいのでは?と思ったのですが、今は手にアイフォンを持っていて、3週間前に壊したばかり。

そんなリスクは冒せません。

 

では、右に行けばいいのでは?

 

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この森の中は・・・行けないな・・・。

海パンと半袖とiPhoneという装備では突っ切れそうにありません。

せめてナイフがあれば・・・。

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ちなみにヤシガニとかいました。

 

ルートを変えましょう。

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スタート地点はこんな感じ。

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この沼、通ろうとしたら底なしですごく焦りました。

なんたってiPhoneを手に持ってますからね。

やはり陸路をいきましょう。

 

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首のない人形にあいさつされました。

 

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ちなみに、中学校からはけっこう見られますのでお気をつけて。

 

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こっちの道は、木々の間をすり抜けていきます。

 

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すり抜けられないときは、木を登ります。

何回か体重を乗せた枝が折れて叫びました。

 

そうして木々を抜けると、今度は川があります。

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だいたい腰ぐらいの深さです。

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ちょうど橋になってる木があったので、ここを渡ります。

 

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まさかこんな漫画みたいな川の渡り方をする日がくるとは思わなかったです。

ちなみにこの時は、バイト出勤前に何をしてるんだろうとか考えてました。

 

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途中アルマジロの化石だったらいいなと思うだけの物体があったりしました。

 

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そんなこんなで森を抜けると・・・

 

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ようやくゴールです!!!!!

ほとんど人が行かない土地だからか、位置情報がずれてますがここが間違いなく湿地の一番奥です。

ちなみにgoogleマップでは表示されません。

 

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せっかくなので、湿地半島に漂着している中で一番向こう側にある流木に立ってみましょう。

 

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ここが半島の先っぽ・・・。

 

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1時間ほどかけて、木々をかきわけてきたのに、特別どうということもない風景でした。

人が滅多に来ないようなところでポケモンGOを開くと、コラッタしかいないような、そんな虚しさが僕を襲います。

 

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そんな僕を迎えてくれるのは、誰かに干されたままの牛乳瓶や、

 

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どこかの主婦が買った、唐揚げの抜け殻です。

 

とはいえ、探検家の気分を味わえたから楽しかったですけどね!

 

ちなみに。

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こっちの浜辺を歩くと10分で帰れました。

もし何もないことに魅力を感じる不思議な人がいらっしゃいましたら、行ってみると楽しいと思いますよ。

それでは!

犬名河(インナガー)の奥の洞窟に行こう

みなさん、こんにちは。松田です。

みなさんは、「犬名河(インナガー)」という河をご存知でしょうか?

犬名河とは、伊計島の端っこのほうにある河です。

 

場所でいうとここですね。

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琉球大学から車で約1時間。けっこう遠いです。

 

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伊計島に入り、こんな風景を見ながら車を走らせまして。

 

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階段を降ります。

 

 

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途中の海がめちゃくちゃ綺麗です。

 

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しばらく降りると、なんだか予想を裏切られた気になります。

あれ、河・・・いやいや、まだ希望はありますよ!気をしっかり持って!

 

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河はある・・・。

 

 

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河・・・。

 

 「それは河なのですか?」と聞かれれば、「『河』という概念が、今と昔で違っているのかもしれません」と答えるほかありません。

 

 柵の真横にある看板を撮り忘れてしまったので写真はないのですが、「犬名河を利用する際は伊計島の事務局(的なところだったはず)に連絡してください」と書いてあったので、ここが犬名河で間違いなさそうです。

 

もしかしたら昔の人が、河の保存のために、泣く泣くコンクリートで固めるという選択肢を取ったのかもしれません。

 

ま、まぁ、本番はこれからです!では、ここより下に行ってみましょう。

 

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下はこんな感じになっています。

 

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魚の大群がいたり。

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ちっちゃい浜辺があったり。

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もうちょっと掘り進めたら住めそうな穴とかもありました。

いつか別荘に改造したいですね。

 

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そしてこれが今回の目玉です。洞窟。

今回行ったのは右のほうです。

 

どうです、何かありそうでワクワクしませんか!?

 

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500mくらい続いてたりするかもしれないですね!ここ!

 

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だってめっちゃ洞窟ですもの!すごくないですか!?

 

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そろそろ宝箱とか見えてきてもいいんじゃないですかね!?早いですか・・・あっ!

 

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行き止まりじゃねーか。

 

洞窟の長さは、30mくらいでした。残念!

 

まぁ、洞窟探検のドキドキを味わえたので良しとしましょう。

宝箱とか見つけたかったですけど。

いや、単にゼルダの伝説が好きなだけです。

だからこそ洞窟に夢を見てしまうのです。

暗く狭い道の先に、ダンジョンマップが入った宝箱を探してしまうんですよ!

この気持ちが分かる人は、たくさんいるはず!

・・・今回はそんな感じでした!

 

 

 

 

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実は昔、ダイビング部の先輩と犬名河に来たことがありまして、そのとき探検できなかった洞窟だったんですよ、ここ。

2年の時を経て、行けてよかったです。何もなかったけど。

 

それでは!

「空寿崎」に行こう

みなさん、こんにちは。松田です。

秘境ライターと名乗っているのは、いつか秘境を巡って発信するライターになりたいからです。

僕は昔から、洞窟とかジャングルの奥地とかが大好きなんですよ。

人間の力が及ばない何かがあるようで、すごくワクワクするんです。

そんな「何か」を見たくて、昔から、洞窟を見つけては探検してました。

ずっと一人でやってましたが、そんなワクワクを人に話したいと思ってブログを始めました。

そんな感じで、今日行ってきた「空寿崎(くうじゅさき)」について書いていきます!

 

「空寿崎」とは、こんなところ。

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真ん中の緑の岬が、それですね。

場所でいうとここです。

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ちょうど、キャンプキンザの裏あたりにあります。

なぜそんな辺境の岬にいこうと思ったかといいますと、

授業で「大正時代から変わっていない沖縄の地形の写真を撮ってレポートを書くのだ」という課題が出されたためです。

地図を見た感じ、大正時代から変わっていなさそうだったのが空寿崎だったので、行ってきました。

 

最初見たときは、岬の周りが工事されてたので行けないかなと思ったんですが、ちゃんと道がありました。

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こんな細道が。

舗装された獣道かな?

 

ちなみに、この道の左手はこんな感じ。

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目の前に大草原があるのに駆け出せないなんて・・・。

 

それではみなさま、右手をご覧下さい。

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洞窟があるんすよ!!!!

近くに工事してる人たちがいるので、タイミングを見て、今度早朝とかに行きますね。

 

キョロキョロしながら小道を抜けたとき、待っているのがこれです。

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レポートを書くために行ったので本来はここまでで良かったんですけど、これ見た瞬間に「登りたっ」って思っちゃって。

 

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こういう崖を・・・。

 

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愛用のサンダルで・・・。

 

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登ってきました!どーん!

 

登ってみると、ここ、空寿崎にはいろいろなものがありました。

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釣り人の足跡や・・・。

 

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アルフォンス・エルリックみたいな顔」の岩もあって、ちょっとだけ興奮しました。

まぁ、話す相手がいなかったのですぐ忘れましたけど。

 

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あと、祠もありました。

鎮めなきゃいけない霊たちがいるんでしょうね。

 

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ヤドカリもいて、「よくぞここまで辿り着いたな・・・」という思いで胸がいっぱいになりました。

こんな高いところまで上り詰めた事実と、ヤドの雰囲気から察するに、やはりヤドカリ界でも強い感じのヤドカリなのかもしれません。

 

 

 

 

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今回の探検、めちゃくちゃ楽しかったです。岩登りしただけですけど!

ちゃんとレポートやろうと思ってよかったなと思いました。

今から3200文字頑張ります。

それでは!